象印から、総庫内容量18Lのオーブンレンジ「EU-CA18」が登場します。
同じ象印の18Lオーブンレンジには、2024年発売の「ES-KA18」があるため、
「EU-CA18とES-KA18は何が違うの?」
「新しいEU-CA18の方が高機能なの?」
「エブリノのES-KA18を選ぶメリットはある?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
EU-CA18とES-KA18は、どちらも庫内容量18Lで、外形寸法やレンジ・オーブンの基本性能もよく似ています。
ただし、EU-CA18はES-KA18の機能をそのまま引き継いだ完全な後継モデルではありません。
ES-KA18は、レジグリ・サクレジ・パンレジを搭載した「EVERINO(エブリノ)」シリーズです。一方、EU-CA18はこれらの機能を搭載せず、あたためや解凍、簡単なレンジ調理を中心に使いやすく構成されています。
主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年9月上旬予定 | 2024年発売 |
| シリーズ | 通常のオーブンレンジ | EVERINO(エブリノ) |
| レジグリ | 非対応 | 対応 |
| サクレジ | 非対応 | 対応 |
| パンレジ | 非対応 | 対応 |
| 自動トースト | 裏返しが必要 | 裏返し不要 |
| 付属品 | 鉄板ホーロー製角皿 | セラミック製角皿・焼きプレート |
| レシピ数 | 36 | 40 |
| 自動メニュー数 | 23 | 28 |
| カラー | スレートブラック | ペールホワイト |
| 庫内幅 | 349mm | 344mm |
EU-CA18がおすすめなのは、あたためや解凍を中心に使い、複雑な調理機能を必要としない方です。
ES-KA18がおすすめなのは、トーストや揚げ物のあたため直し、レンジとグリルを組み合わせた調理まで幅広く使いたい方です。
本文では、EU-CA18とES-KA18の違いや共通点、どちらがどのような方におすすめなのかを詳しく解説します。
▼2026年9月発売のEU-CA18▼
▼2024年発売のエブリノES-KA18▼
EU-CA18とES-KA18は単純な新旧モデルではない
EU-CA18は2026年発売の新しい18Lオーブンレンジですが、ES-KA18の機能をそのまま引き継いだ後継機ではありません。
ES-KA18は「本格調理も楽しめるコンパクトなエブリノ」として、レジグリ・サクレジ・パンレジの3機能を搭載しています。
一方、EU-CA18は「1人暮らしにちょうどいいサイズ」として紹介され、瞬速センシングを使ったあたためや解凍、ボウルひとつで作れるめん料理、短時間で作れるレンジ調理などが中心です。
そのため、両機種の関係は、一般的な「新型と型落ち」というよりも、
- 同じ18Lクラス
- 本体の基本性能はよく似ている
- 新しいEU-CA18では機能構成と商品コンセプトが変更された
という捉え方が適しています。
EU-CA18は、ES-KA18の多機能さを引き継ぐのではなく、日常的によく使う機能を中心に再構成したモデルといえるでしょう。
なお、機能を抑えた理由について、象印から価格との関係が公式に説明されているわけではありません。
記事内では「価格を抑えるために機能を減らした」と断定せず、機能やターゲットを見直した18Lモデルと表現するのが正確です。
EU-CA18とES-KA18の違いを比較
EU-CA18とES-KA18の主な違いは次の8点です。
- 商品シリーズとコンセプトが違う
- レジグリとサクレジの有無が違う
- パンレジとトーストの焼き方が違う
- 付属品の種類と重さが違う
- レシピ数と自動メニュー数が違う
- 庫内の横幅がわずかに違う
- 液晶の種類が違う
- 本体カラーが違う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
違い①商品シリーズとコンセプトが違う
| 比較項目 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 商品シリーズ | 通常のオーブンレンジ | EVERINO |
| 主な特徴 | あたため・解凍・レンジ調理 | レンジとグリルを組み合わせた調理 |
| 想定される使い方 | 日常使いを中心としたシンプルモデル | 本格的な調理も楽しめる多機能モデル |
ES-KA18は、象印独自の調理機能を搭載した「EVERINO(エブリノ)」シリーズです。
レンジとグリルを自動で切り替えるレジグリ、揚げ物のあたため直しに便利なサクレジ、食パンを裏返さずに両面焼けるパンレジを搭載しています。
一方、EU-CA18の公式ページには「エブリノ」という表記がなく、あたため、解凍、レンジ調理、オーブン、グリルといった基本機能を中心に紹介されています。
新しいEU-CA18の方が高機能になったわけではありません。
調理機能の充実度ではES-KA18が上ですが、EU-CA18は機能を絞ることで、毎日使いやすいシンプルな構成になっています。
違い②レジグリとサクレジの有無が違う
| 機能 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| レジグリ | 非対応 | 対応 |
| サクレジ | 非対応 | 対応 |
ES-KA18には、象印のエブリノを代表する「レジグリ」と「サクレジ」が搭載されています。
EU-CA18の商品仕様には、これらの機能は掲載されていません。
ES-KA18は芯までレジグリに対応
レジグリは、レンジ加熱とグリル加熱を自動で切り替える機能です。
最初にレンジで食材の内側を効率よく加熱し、その後グリルで表面を焼き上げます。
ハンバーグなど、中まで火を通しながら表面には香ばしい焼き色をつけたい料理に便利です。レンジとグリルを自分で設定し直す手間も省けます。
ES-KA18は揚げ物サクレジに対応
サクレジは、買ってきたコロッケや天ぷらなどをあたため直すための機能です。
レンジで中をあたためたあと、グリルで表面を焼き上げることで、揚げ物をサクッと仕上げやすくします。
お惣菜の揚げ物をよく購入する方には、ES-KA18の大きなメリットです。
EU-CA18にも通常のレンジとグリルは搭載されていますが、2つの加熱方法を自動で切り替える機能には対応していません。
違い③パンレジとトーストの焼き方が違う
| 比較項目 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 自動トースト | 1~2枚 | 1~2枚 |
| 調理途中の裏返し | 必要 | 不要 |
| パンレジ | 非対応 | 対応 |
EU-CA18とES-KA18は、どちらも1~2枚の自動トーストに対応しています。
ただし、EU-CA18は調理途中で食パンを裏返す必要があります。
ES-KA18は「両面焼きパンレジ」を搭載しており、食パンを途中で裏返さなくても両面を焼けます。
ES-KA18では、付属の焼きプレートをレンジ加熱で発熱させ、上ヒーターと組み合わせて食パンの上下を同時に焼き上げます。
朝食でトーストを頻繁に焼く方や、調理途中で裏返す手間を省きたい方にはES-KA18が便利です。
EU-CA18でもトーストは焼けますが、オーブンレンジでのトースト機能を重視する場合は、ES-KA18の方が使いやすいでしょう。
違い④付属品の種類と重さが違う
| 付属品 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 角皿 | 鉄板ホーロー製 | セラミック製 |
| 角皿の重さ | 約0.7kg | 約1.1kg |
| 焼きプレート | なし | あり・約0.48kg |
| メニューシール | あり | なし |
EU-CA18には、鉄板ホーロー製の角皿が1枚付属します。
ES-KA18にはセラミック製の角皿に加えて、パンレジやグリル調理に使う焼きプレートが付属します。
付属品の多さではES-KA18が上です。
焼きプレートを使えば、トーストだけでなく、お好み焼きや焼き鳥、野菜の焼きびたしなども調理できます。
一方、EU-CA18の角皿は約0.7kgで、ES-KA18のセラミック製角皿より約0.4kg軽くなっています。
角皿の出し入れや洗浄のしやすさを重視する方には、EU-CA18の方が扱いやすいでしょう。
違い⑤レシピ数と自動メニュー数が違う
| 比較項目 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 取扱説明書掲載レシピ数 | 36 | 40 |
| 自動メニュー数 | 23 | 28 |
ES-KA18は取扱説明書掲載レシピ数が40、自動メニュー数が28です。
EU-CA18は掲載レシピ数が36、自動メニュー数が23となっています。
ES-KA18の方が、レシピ数は4種類、自動メニュー数は5種類多くなっています。
ただし、EU-CA18には、一人暮らしや忙しい日に使いやすいレンジ調理メニューが用意されています。
耐熱ガラス製ボウルひとつで作れるめんレシピや、下ごしらえ時間を除いて10分以内で作れる「時短でチャチャッとレシピ」などが紹介されています。
本格的なグリル料理まで楽しみたい方にはES-KA18、パスタや簡単なおかずをレンジで手軽に作りたい方にはEU-CA18が向いています。
違い⑥庫内の横幅がわずかに違う
| 庫内有効寸法 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 幅 | 349mm | 344mm |
| 奥行 | 285mm | 285mm |
| 高さ | 167mm | 167mm |
| 間口 | 約37cm | 約37cm |
庫内の奥行と高さは同じですが、EU-CA18の方が庫内幅が5mm広くなっています。
ただし、5mmの違いなので、使い勝手が大きく変わるほどの差ではありません。
どちらも総庫内容量18Lのフラット庫内で、間口は約37cmです。
コンビニ弁当や大きめのお皿も出し入れしやすく、一人暮らしや二人暮らしで使いやすいサイズといえるでしょう。
違い⑦液晶の種類が違う
| 比較項目 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 液晶 | ホワイトバックライト液晶 | 白黒反転液晶 |
EU-CA18はホワイトバックライト液晶、ES-KA18は白黒反転液晶を採用しています。
どちらも表示を確認しやすい液晶ですが、見た目の印象が異なります。
EU-CA18はブラックの本体にホワイトの表示を合わせた、すっきりとしたデザインです。
ES-KA18は白黒反転液晶を採用し、ペールホワイトの本体にアクセントを加えています。
操作性に大きな差があるというよりも、デザインや表示の好みで選ぶポイントになります。
違い⑧本体カラーが違う
| 型番 | カラー |
|---|---|
| EU-CA18 | スレートブラック |
| ES-KA18 | ペールホワイト |
EU-CA18はスレートブラック、ES-KA18はペールホワイトの1色展開です。
EU-CA18はブラックを基調とした落ち着いたデザインで、黒やステンレス系の家電と合わせやすいカラーです。
ES-KA18は明るくやわらかなペールホワイトで、ナチュラル系や白を基調としたキッチンになじみやすいでしょう。
カラーが大きく変更されている点からも、EU-CA18はES-KA18の外観をそのまま引き継いだモデルではないことがわかります。
キッチンの雰囲気や、ほかの家電との統一感も考えて選ぶとよいでしょう。
EU-CA18とES-KA18の共通点
EU-CA18とES-KA18は商品コンセプトが異なりますが、基本性能には多くの共通点があります。
主な共通点は次のとおりです。
- 総庫内容量18L
- 赤外線センサーと温度センサーを搭載
- レンジ最高出力900W
- 全解凍・半解凍に対応
- オーブン温度100~250℃
- 発酵温度30・35・40・45℃
- 上下ヒーター式オーブン
- 上ヒーター式グリル
- フラット庫内
- 脱臭メニュー搭載
- 本体質量約15kg
- 背面0cmで設置可能
- 年間消費電力量73.4kWh
レンジ・オーブンの基本性能や消費電力量は、ほぼ共通しています。
瞬速センシングで食材の温度を検知
EU-CA18とES-KA18は、どちらも赤外線センサーが食材の温度を1秒ごとに検知する「瞬速センシング」に対応しています。
ごはんやスープ、調理済みのおかずなどを、食材の温度を確認しながらあたためられるのが特徴です。
EU-CA18の自動あたためでは、45~90℃まで5℃刻みで設定できます。
さらに「お好み温度メニュー」では、-10~90℃まで5℃刻みで設定できるため、アイスクリームを食べやすい固さにしたり、ベビーフードを好みの温度にあたためたりできます。
全解凍と半解凍を選べる
どちらも、食材に合わせて全解凍と半解凍を選べます。
ひき肉などはほぐしやすい固さまで全解凍し、刺身などは包丁で切りやすい固さに半解凍するといった使い分けが可能です。
冷凍した肉や魚を日常的に使う方に便利な機能です。
100~250℃のオーブン調理に対応
EU-CA18とES-KA18は、どちらも100~250℃のオーブン調理に対応しています。
ハンバーグやグラタン、クッキーなど、一般的なオーブン料理やお菓子作りを楽しめます。
ただし、220~250℃で運転できる時間は約5分で、その後は自動的に210℃へ切り替わります。
EU-CA18とES-KA18はどっちがおすすめ?
EU-CA18とES-KA18のどちらを選ぶか迷った場合は、オーブンレンジをどのように使いたいかで選ぶとわかりやすいです。
シンプルな使いやすさならEU-CA18
あたため、解凍、簡単なレンジ調理を中心に使うならEU-CA18がおすすめです。
一人暮らし向けの使いやすさを意識したモデルで、ボウルひとつで作れるめん料理や短時間で作れるレンジメニューも用意されています。
角皿が比較的軽く、付属品が少ないため、お手入れや収納の負担も抑えられます。
調理機能の充実度ならES-KA18
トーストや揚げ物のあたため直し、グリル料理まで幅広く使いたいならES-KA18がおすすめです。
EU-CA18にはない、次の機能を搭載しています。
- 芯までレジグリ
- 揚げ物サクレジ
- 両面焼きパンレジ
- 裏返し不要の自動トースト
- 焼きプレート
新しいEU-CA18よりも、2024年発売のES-KA18の方が調理機能は豊富です。
「新しいモデルだから高機能」とは限らないため、発売時期だけで判断しないことが大切です。
EU-CA18とES-KA18のよくある質問
EU-CA18はES-KA18の後継機ですか?
EU-CA18は、ES-KA18の機能をそのまま引き継いだ完全な後継機とはいいにくいモデルです。
どちらも18Lで基本性能はよく似ていますが、ES-KA18がエブリノ独自の調理機能を搭載しているのに対し、EU-CA18はあたためや解凍を中心としたシンプルな構成になっています。
同じ18Lクラスで、商品コンセプトを変更した新モデルと考えるのが自然です。
EU-CA18はエブリノですか?
EU-CA18の公式商品ページには「EVERINO(エブリノ)」という表記はありません。
EU-CA18の商品ページからも「象印のオーブンレンジ エブリノはこちら」と別ページへ案内されているため、エブリノとは別の位置づけと判断できます。
一方、ES-KA18は公式ページでエブリノとして明記されています。
EU-CA18でもトーストは焼けますか?
EU-CA18でも、1~2枚の自動トーストに対応しています。
ただし、調理途中で食パンを裏返す必要があります。
ES-KA18は両面焼きパンレジを搭載しているため、途中で裏返す必要がありません。
ES-KA18を旧商品や型落ちと呼んでもよいですか?
EU-CA18より前に発売された商品という意味では、ES-KA18を「従来モデル」と表現することはできます。
ただし、EU-CA18はES-KA18の機能をそのまま受け継いだ後継機ではありません。
そのため、「型落ちモデル」と断定すると、新しいEU-CA18の方が上位または高機能になったと誤解される可能性があります。
記事では、次のような表現がおすすめです。
- 2026年発売のEU-CA18
- 2024年発売のES-KA18
- 従来の18Lエブリノ
- 同じ18Lクラスの比較モデル
- 新旧の18Lオーブンレンジ
機能が充実しているのはどちらですか?
機能が充実しているのはES-KA18です。
レジグリ、サクレジ、パンレジを搭載し、焼きプレートも付属しています。
一方、EU-CA18は日常のあたためや解凍、簡単なレンジ調理を重視したシンプルな構成です。
EU-CA18とES-KA18の違いまとめ
EU-CA18とES-KA18の違いを比較しました。
主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | EU-CA18 | ES-KA18 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年9月上旬予定 | 2024年発売 |
| シリーズ | 通常のオーブンレンジ | EVERINO |
| レジグリ | 非対応 | 対応 |
| サクレジ | 非対応 | 対応 |
| パンレジ | 非対応 | 対応 |
| トースト | 裏返し必要 | 裏返し不要 |
| 角皿 | 鉄板ホーロー製・約0.7kg | セラミック製・約1.1kg |
| 焼きプレート | なし | あり |
| レシピ数 | 36 | 40 |
| 自動メニュー数 | 23 | 28 |
| カラー | スレートブラック | ペールホワイト |
EU-CA18は、ES-KA18の多機能さをそのまま引き継いだ後継モデルではありません。
同じ18Lというサイズや基本性能は維持しながら、エブリノ独自の調理機能を省き、あたためや解凍を中心に使いやすく再構成されたモデルです。
そのため、単純に「新型のEU-CA18が優れている」「ES-KA18は型落ちだから機能が古い」とは判断できません。
あたためや解凍を中心にシンプルに使いたい方にはEU-CA18がおすすめです。
一方、レジグリやサクレジ、裏返し不要のトースト機能を使いたい方には、ES-KA18が向いています。
発売時期だけでなく、必要な調理機能と好みのカラーを比較して、自分に合う方を選びましょう。
▼2026年9月発売のEU-CA18▼
▼2024年発売のエブリノES-KA18▼

